2006年05月06日
秋田の麺屋 創業初代 周助 [@秋田・秋田] 【441軒目/647杯目】
さて、今日は移動中目に付いた「秋田の麺屋創業初代 周助」という店に来てみました。
店名はともかく、店構えは怪しい感じ。
えーと、何に対して怪しいかと言うと、贋専門店。
贋専門店とは、あたかも個人営業のラーメン専門店のように見せていますが、その実は昨今のラーメンブームに乗っかろうと、別業界や別業態から参入したり、既存のラーメンチェーン店がチェーン臭さを払拭するためにやっているラーメン店のこと。
ちなみに周助の場合、妙に立派な建物(いきなりそんな建物立てられるかぁ?)、妙に多い店員(人件費バカにならないでしょう?)、妙に自動化された厨房(初期投資は抑えたいでしょう、普通)、妙に品数の多いメニュー(なにがお勧めなのか
わからないし、そもそもいきなりそんなに開発できるもの?)、妙に多い変な蘊蓄あたりが判定ポイント。あとで調べてみよう…。
(5/11追記・なんと、あの八郎めんが経営していました。秋田出身者にとってはヤマヨ、さっちゃんマークの麺と並んでなじみ深い製麺会社です)
店舗は大きな県道沿いにある駐車場完備のロードサイド店で駐車場完備。
カウンター4席にテーブル6卓くらいにさらに座敷席があってかなり大きめ。
寒風山山麓水使用の手揉み麺使用みたいな蘊蓄がありましたけど、それってたまたま寒風山山麓に製麺工場があって、そのあたりの水道は簡易水道かなんかで蛇口を捻ると出てくるのはどこのご家庭でも寒風山山麓水で、製麺工場自体がさほど自動化されてなくて、どんな麺頼んでも最後に手揉みする…とかじゃないかと疑ってしまう(笑)
十和田湖高原ポークの桃豚というブランド豚肉を肩ロース、もも、バラと各部位食べ比べられる「特製炭火焼き桃豚チャーシュー麺」をチョイス。
味噌、正油、塩、辛味噌と豊富な(笑)ラインナップから正油を選びました。
うん、ますます怪しい(笑)
さて、ラーメン。
正油は予想とは違って意外にも専門店っぽい仕上がり。
一瞬、味噌ラーメンと間違ってないかいこれ?と思うくらい濃いスープ。
近所の中華屋のラーメンとは明らかに違ったちょっと変わったラーメンということでは満足できるかと思いますが、ンマイかと問われるとビミョー。
麺は縮れの強い麺で、こちらは意外にもなかなか美味しく頂けます。
なんせ正油・味噌・塩・辛味噌と豊富なラインナップがありますから、どれと一番あうのかわからないのですけど、それでもなかなかに美味しい麺だとは思います。
で、チャーシューですが、はて、どこに炭火?という感じ。
バラ>ロース>モモという順番で美味しかったのですが、そこに驚きがないというと文句つけすぎかなぁ。
誰がどうやってもその順番になるはずだし、豚肉それ自体の旨さはあるだけに一番おすすめにしている割にはイマイチかな、と。
とはいえ、大きく外しているわけでも無く、むしろそれなりに美味しいラーメンなわけで、変などうでもいいラーメンを食べるよりは満足度が高いですね。
横山金足線沿い山手台のあたりにもう1店舗あるようで、個人的にはそちらの道の方が縁があるので、どうしようもないときにまた来るかも知れないです。
秋田の麺屋 創業初代 周助
【秋田県秋田市外旭川字待合15-1】
11:00〜23:30/火曜休
特製炭火焼桃豚チャーシュー麺 正油 ¥860
地図はこちら→このへん
[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=1&unit=0&lat=+39.45.04.09&lon=+140.05.45.53&fm=0
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